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多胎妊娠のリスクを認識しておく

一度に多人数の胎児を妊娠する多胎妊娠は、母体にも大きな負担がかかりますが、胎児にとってもリスクを背負うことになります。

リスクとしてまず知って起きたいのは、死産、新生児死亡率の割合が高まることです。
死産の割合をみると、1人の胎児を妊娠した場合は約0.4%ですが、多胎妊娠の場合では約1.6%となり、死産の割合は4倍も増えていることがわかります。
また新生児での死亡率は、1人の胎児を妊娠した場合では約0.07%ですが、多胎妊娠の場合は約0.7%で、10倍も死亡率が高まっています。

更に、妊娠高血圧症候群、いわゆる妊娠中毒症や合併症を発症する可能性が高まり、つわりが出やすくなります。
これは、妊娠ホルモンが、胎児の数が増えるに従って多くなるためです。

また、胎児の生育に必要な鉄分の量も増えることから、母体側が鉄分不足になり、貧血が頻発するといったこともおこります。
このように不妊治療は妊娠の可能性を高める反面、多胎妊娠になることによってリスクも伴うということを、しっかり認識してお<必要があります。

近年では、多胎妊娠の増加に伴い、多胎妊娠であることが判明した場合は、母体と胎児の状況によっては減胎手術を導入するケースも出てきています。

不妊治療を始める際は、このように多胎妊娠になったらどうするか、といったことも、十分に医師、病院と話し合い、医師や病院の考える方針と自分の意思が合っているか、確認しておくことが重要です。

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