母子家庭の支援制度と働き方

母子家庭の支援制度の解説と賢い働き方を考えます

住宅ローンは借りられる?パートタイマーや母子家庭必見

■母子家庭の問題点

近年では、離婚によって女性が一人で仕事と子育てをこなすことも珍しくなくなっています。

母子家庭が増えつつありますが、そうした女性の中には「マイホームを購入したい」と考える方もいるようです。子供のために不動産を遺しておきたいと考える方もいます。

しかし、「住宅ローンが借りられるのか」という問題点にぶち当たるようです。

住宅ローンには審査があるので、一人親世帯には手厳しいとも言われていますし、パートタイマーともなれば年収と借入限度額についても難色が示されています。母子家庭だと住宅ローンの審査が通りにくいのか、そうした内容に触れていきたいと思います。

■住宅ローンを利用できるケース

厚生労働省による「全国ひとり親世帯等調査」によると、母子世帯の母の8割が就業しているといいます。このうち、正規の職員は4割、次いでパート・アルバイトが4割となっています。

各家庭によって雇用形態は異なるものの、非正規雇用でなおかつ子育てをしながらでも住宅ローンを利用できます。

■審査で重要視されるポイント

通常、住宅ローンを組む場合には審査に通過しなければなりません。

ここで金融機関が重要視するポイントとしては、借入時と完済時の年齢、健康状態、担保評価、勤続年数、年収などがあります。

住宅ローンの審査を受けるために条件付きという金融機関もありますが、多くの場合、母子家庭だからといって住宅ローンの審査を受けさせないワケではありません。

また、男性社会から女性も働きやすい社会になりつつあり、そのことを踏まえて女性向けの住宅ローン商品を提供する金融機関も増えています。女性特有の病気の備えがついていたり、金利優遇措置などにより、住宅ローンを組みやすくなってきています。
実際、家族構成の審査項目については金融機関は軽視しているので、母子家庭でも気にする心配は少ないかと言えます。

■住宅ローンの審査で重要なポイント

住宅ローンの審査で重要なのは「返済能力」です。そのためにパートタイマーでもある程度の年収や貯金が必要になります。

年収はいくらあればいいのかといえば、パート・母子家庭の方が住宅ローンの審査に通るためには、各金融機関が設ける年収額を満たさなければなりません。最低、200万円程です。

大手銀行になると、年収400万円以上という基準を設けていますし、一部のネット銀行では年収100万円で組める住宅ローン商品を提案してもいます。

審査は総合的に判断するのですが、まずは基準の年収に加えて、何らかのトラブル対応のために300万円ほどの貯金を準備してから金融機関に相談するのが賢明かと思います。