母子家庭の支援制度と働き方

母子家庭の支援制度の解説と賢い働き方を考えます

母子家庭が歯科矯正など高額医療を行う前に知っておきたい制度とは?

歯並びというのは、見た目だけでなく、嚙み合わせや発音・滑舌などにも影響を与えるものです。さらに、嚙み合わせが悪く物を上手く噛めない場合は、子供の成長や健康にまで影響を与えることがあります。

それだけに、母子家庭であっても子供の歯並びだけはちゃんとしておきたいと考える人も多いでしょう。

ただ、歯科矯正の費用というのは安いものではありません。歯科矯正が降格医療と言われる理由は、安くても20万円、歯の状態によってはさらに高額な費用が必要となるためです。

子どものことを考え、歯科矯正を行いたくても、母子家庭では高額医療に踏み切ることは難しいと悩む人もいるでしょう。

そんな場合は、まず歯科医院で相談をしてみると良いでしょう。

歯科矯正は、見た目目的で行われることが多い治療のため、患者が治療費を全額負担する自由診療となることが一般的です。

ただ、治療をしなければ健康面に支障をきたすなど問題がある場合や、病気として認められた場合は保険適用で治療ができることがあります。

子どもは、成長のために必要な治療と認められるケースも多いため、子どもの歯並びが気になっている場合はまず歯科医院でカウンセリングを受けてみることがおすすめです。保険が適用されれば、金銭的な負担は大幅に減ることになります。

さらに、保険が適用される治療であれば、高額療養費制度の手続きをしておくと良いでしょう。

手術や入院など高額医療を行うことが多い家庭は、高額療養費制度の手続きをしておくことで、1ヶ月にかかる医療費を軽減できる可能性があります。

母子家庭の中でも、収入が少ない家庭の場合は、上限が低く設定されるため、通常よりもかなり安く歯科矯正を受けられることになります。

それ以外に、利用を考えておいて損がないのが医療費控除です。

見た目目的の歯科矯正は医療費控除の対象となりませんが、健康目的であれば確定申告を行うことによって支払う税金を減らすことができます。

子どもの治療の場合、実際に治療にかかった費用だけでなく、送迎にかかった費用も医療費控除の対象となるため、治療を開始したらその時点から交通費などの記録も残しておくと良いでしょう。

医療費控除には、歯列矯正以外にも、一般的な風邪の治療費、市販薬の購入費用なども含めることが可能です。

歯科矯正は高額医療の一つのため、母子家庭では難しいと諦めている人もいるでしょう。しかし、歯並びを改善しなければ健康に支障を与える場合は、意外と安く治療できる可能性があります。